なぜGoogle+はFacebookもどきのTwitter+になったのか

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Google+を20日間ほど使った。いまさらながら所感を。

Google+はFacebookの対抗馬としてデビューした。しかし実際さわってみれば、Google+はTwitter+だった。なぜなら一方向フォローが可能だから。だからGoogle+はレスがつけられて長文が書けて公開範囲が細かく調整できるTwitter+。つまりFacebookよりゆるい。

Google+がなぜそのようなゆるさを目指した設計になったかと言えば、インターネット上の情報量を増やしたいからと考える。ゆるい方が発言しやすい。故にTwitterの存在はGoogleにとって大変ありがたかった。あきらかにインターネット上に公開される情報量は増えたからだ。

一方、GoogleはFacebookに投稿された情報を検索出来ない事が近年最大の問題で、それを解決するためのGoogle+でもある。なので、Facebookに出来ることはGoogle+にも出来るようにしたかった。それが公開範囲設定機能としてのサークルだろう。

ただ、おそらくGoogleの目指す理想は、FacebookのユーザーをFacebookそっくりのインターフェイスをもとに取り込んだ上で、Twitter的ゆるゆる設計空間によって一般公開public発言をガンガン増やしてほしい(そして検索結果を充実させてほしい)というところだろう。

もちろん、一般公開発言がなくても、Googleはソーシャル検索「身内が興味を持ってる事は自分も気になる」が出来るようになるのでそれはそれでいいのだろうが、それはあくまでFacebookのパクリであって、Googleが目指してるのはやっぱり一般公開発言がインターネットにどんどんあふれることなのだ。

まとめるなら「なぜGoogle+はFacebookもどきのTwitter+になったのか」というと「Facebookに馴染んだユーザーをパクリインターフェイスで取り込み、Twitter的なゆるさの元で一般公開発言をよりたくさんさせるため」ではないかということだ。

このGoogle+ゆるさをユーザーが気楽と捉えるか、炎上可能性増加と捉えるかは分からない。Google+はmailと連携していて、Google+をやっていないユーザーにもGoogle+から一斉送信することが可能になっている。つまりメルマガ発信ツールにもなる。たぶんここがGoogle+最大の特異性になると思うんだけど、それを生かした動きがそのうち出てくるかも知れない。