先日あんなこと語っといて、次のネタはIT系でもなんでもないわけですが。以前こんな文章を読んで、 なるほどわかるなあと思ったわけです。
ブログの更新頻度が上がるのは、その反作用として猛烈に仕事があるからだ。
本当に忙しいときほど本業以外のことがしたくなる。
ロケットが推進剤(プロペラント)を後方に高速に噴出することで推進力を得るように、 なにかを進めるときには必ず反作用が起きている。
僕の集中力というのは、せいぜい持続して3時間。かなり集中しているときでも6時間が限界である。極端な集中状態を「ゾーン」 と呼んだりするが、一日に二回もゾーンに入ろうとすると、これはかなり厳しい。
ゾーンにいることは相当な疲労を伴う。だからふつうの日はゾーンに何度も入らないようにしている。
しかし忙しいとゾーンに何度も入る必要がある。
そこで、ゾーンとゾーンの間に休憩を置くわけだが、休憩を効率的にとるためには、本業と別のことで頭を使うのが良いと思う。
肉体的な運動をした後に整理体操が必要なように、頭脳的な負担のあとには整理思考が必要なのだ。
だから僕のブログが長いのは、長ければ長いほど、その反作用として仕事をしていた、ということが多い。
これは僕は理解できて、たしかに精神がまともというか冷静なときには大して何かを書こうとは思わない。
仕事で疲れきって頭がバカになりきっているときなどは絶好調である。しかも書けば書くほど頭がほぐれていくような感覚がある。
何故通常の精神状態より、仕事で疲れきっているときのほうがブログを書く気になるのだろうか。それは大体二つあると思う。
- 思考をフィルターできずそのまま駄々漏れに出来る
- 一つの目的に集中してさせていた脳を、自由に動かしてやることが出来る
1はつまり、疲労によって精神的防壁みたいなものが弱りきっている状態なら、「これかいたらまずいんちゃうのん」 みたいな事でも平気で書いてしまえるということだ。
普段なら理性をもって押さえつけてしまうような思考や感情がうまいことだ駄々漏れになる。 あんまり文章を構成しようとする必要もなくかってに勝手に文章があふれ出すようなイメージだ。適当に指を動かすだけで、 自然に文章が出来てしまえる。
2はつまりこういうことだ。ほかの事で頭を使いまくっていたということは、おそらく相当数の刺激を与え続けたということで、 頭はその刺激からの開放を望んでいる。具体的に言えば、仕事のように具体的にひとつの目的に向かって絞り込むような頭の使い方ではなく、 適当に頭が暴れまわるままに暴れることが脳にとってひとつのストレッチになりうるのではないかと考える。
よくいわれるのが、追い詰められたときは自分が抱えている状況を文字にすると、自分の状況を客観視することができてよい、 ということだ。僕はそれにさらに、ストレスで凝り固まった脳が、思うがままに文字を出力することで自由になりほぐれるのではないか、 という仮説を提案したい。
かの「ハッカーと画家」で知られるサイバーエッセイストのポール・グレアム氏なども、 考え事をしているうちに一つのエッセイが出来るといっていた。あれも一つの脳開放であり脳ストレッチなのだろう。
とはいえ僕はShi3zさんやポール・ グレアム氏のように脳内解放しつつ文章をうまくまとめるということなど全くできないただの凡人なので、 振り返って読んでみれば一体自分がなにをいいたいのかよく判りません。こんな文章を読んだ皆さんはかわいそうです。


コメント (2)
ああ、これすごいわかるわ…
疲れているときほど別のことを文章にしたくなるね。
ある意味現実逃避かもwww
人間8時間もぶっ続けで仕事なんてできませんよーー><
投稿者: るね | 2008年06月05日 10:14
日時: 2008年06月05日 10:14
るねさんはかなりの長文書きだものなー。あれは思考がそのまま駄々流れになっているのがとてもよくわかるw
投稿者: 西岡 | 2008年06月05日 18:10
日時: 2008年06月05日 18:10