就職氷河期を傍目に見ていた恐怖感を今でも引きずってる話

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はてなダイアリーやはてなブックマーク周りで、 就職氷河期やロストジェネレーションの話題が出てたのでちょっと便乗。

就職氷河期とは、そこそこの幸せを望んだ人が、そこそこに排除されてしまった時代。

成功体験では人は救えない - novtan別館

僕は3年前に就職した人間で、就職氷河期がようやく明けるか、といった段階で就職できた人間です。まだ寒いけど、 ようやく春っぽくなってきたのかも?という。今はリクルーターなんぞをやったりすると、 まあ今年の新卒は就職楽そうでいいなーと思ったりもするのですけれど。

そんな僕は、就職氷河期を大学時代傍目にみながら、恐怖に怯えつつ日々をすごしていたものです。

大卒で就職率50%だなんだかんだで(正確な数字じゃないです)、先輩たちが青い顔してリクルートスーツで就職活動をし、 必死で資格をとり、英語を勉強して、キャリアを磨こうと必死になっていました。「そこそこに生きたければ、 必死でスキルを得なければ無理」そんな時代だったと思います。

当然会社も信用できない。英語を勉強して、ITスキルだのを磨いて、技術と経験をもとに転職を繰り返す覚悟もしていました。 会社に入ってもすぐにクビになる可能性は十分あると。そういう恐怖に怯えていたので、僕は色々熟慮した結果、 かなり安定志向の日本型大企業に就職しました。無借金経営の会社を探し回ったりしたものです。

さて入った。そしたら一気に空気の流れが穏やかになりました。入る前は「社会はサバイバルだ、周りを蹴落としたり、 蹴落とされたりすることも覚悟しておかにゃならん」と思っていましたが、存外そんなことはありませんでした。 むしろ会社の会議の進め方はなんでこんなのんびりしてるんだと思ったりして。(これは会社側の人に見つかっても構いません。 やっぱりアジェンダを明確にしない会議はおかしいとここでも主張しておきます)

で、色々資格を取ってみたり、勉強してみたり、ITの流れに取り残されまいとガツガツしてみたりするんですが、 そういうガツガツさが浮くというか、そういう感覚があります。でも、実際あの外から社会をみていた感覚は間違いではないと思うし、極力、 汎用性のある技術を磨いていかなければ会社に対して対等でいられず、将来えらい目にあうという危機感があります。

正直、汎用性のある技術(英語とかデータベース/ネットワーク知識、アルゴリズム知識)が業務に直接影響があるわけでもないし (組込系なので)、日本的企業なのでこの年齢で業務のこなし度が評価される訳ではありません。 つまり英語とかIT汎用技術を勉強しても直接仕事で評価される訳ではなく、将来的な転職を見据えるかしないとあんまり意味がない。 でも傍目でみてた就職氷河期の恐怖は身に刻まれており、未だ個人的にちょこちょこ勉強したりするのです。役に立つ日が来るのかなあ。

そんな個人的な就職氷河期についての雑感。